第27回研究会(2019.11.20)

 11月20日(水)、富山国際大学子ども育成学部にて、第27回の研究会が行われました。以下、内容と協議について紹介します。


【内容】

①今年度の研究紀要論文について

 ・研究テーマ

 ・論文の項立て

 ・研究内容の吟味

②新メンバー紹介(井上先生、松井先生)

③フィンランド視察報告(村田先生)


【協議】

①今年度の研究紀要論文について

・研究テーマは、仮ではあるが、キャリアパスポートに関連させた方向性で提言論文としてまとめていく

・富山県内の小学校におけるキャリア教育に関する実状を把握した上で、今後の方向性が示せればよいのではないか

・提言の参考実践事例として、今夏に視察した秋田県大館市と京都府京都市の先進的な取り組みについて触れることで、富山県としてのキャリア教育展開の可能性を示すことができるのではないか

・キャリアパスポートについては、県内でも先駆的に取り組んでいる小学校があるので、その実践事例を参考に方向性を考えていくことで、より具体性のある提言になるのではないか

・富山県版キャリアパスポートは、総合教育センターのHPからダウンロードして活用できるので、3学期に各学校で実践し、取り組みやすさや取り組みにくさを担任感覚で実感し、今後の展開について考えていくことも、より研究の輪郭が明確になるのと思われる。

・キャリアパスポートに実際に取り組んでいるが、特活の(1)から(3)へと子どもの思考をスライドさせるための方策を現在模索中である。2学期末にかけて実践し、今後示唆を得たい


②新メンバー紹介について(井上先生、松井先生)

 今回、新メンバーの先生方に自己紹介をしていただきました。詳細は、本HPのメンバー欄をご覧下さい。


③フィンランド視察について(村田先生)

 フィンランドへ視察に行き、フィンランドの国策、教育観、公共施設、市民教育、学校教育システムに触れ、日本との違いを感じ取ることができた。

 詳細は、コチラ↓↓↓

 今回は、富山市より、横田先生と新たに2名の先生方にも参加していただきました。今後もさらなる展開が期待されます。次年度実施のキャリアパスポートをより具体性をもった実践にしていき、そこから見えたものを、会としてどんどん発信していきたいと思います。

    みなさま、今後とも、我々実ある教育を語る会をよろしくお願いいたします!

実ある教育を語る会

富山県小学校教諭の有志による実践研究会です。日々の実践を基に研究を深めます。 〜真贋を見極める目を!真実を追い求める目を!未来を作る芽を見つける目を!〜 第3章スタート! 引用参考 http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/colored/info/kyoto.htm