雑感 宮腰 真央(2020.05.16)

  当たり前の生活を取り戻すためにみなさん、もう少し自粛をがんばりましょう。

  私はこの機会に、「手書きの力」について述べたいと思います。
  今回の臨時休校に際し、一緒に組む先生に無理を言って、ほぼ全ての予習・復習プリントを手書きで作成しました。
  豆知識や変なマスコットを登場させるなど、子供たちが飽きないよう工夫しました。労力としてはコピーやパソコンから比べればかなり厳しかったです。しかし、数日後、互いの学級の子供たちの提出物の中に担任に宛てて手紙が入っていました。
  「先生、お元気ですか?僕たちのために一生けん命プリントを作ってくださり、ありがとうございます。」といった内容のものでした。心があたたかくなり、私ともう1人の先生で、「がんばってよかったね!」と喜び合いました。

  今は効率が求められ、一種の美学とされています。確かに効率的にすべきところはどんどんすべきだと思います。しかし、子供たちと向き合い、心と心を通わせることに効率を求めてはいけないと思います。
  こんな現状だからこそ、担任と子供たちはつながっているよと感じられる手立てを考え、実行する必要があります。その意味で、手書きがもつ力は大変有効な手立てだと感じました。他にもいろいろな手立てがあると思います。みなさん、子供ファーストでいろいろな手立てを生み出していきましょう!
  

実ある教育を語る会

富山県小学校教諭の有志による実践研究会です。日々の実践を基に研究を深めます。 〜真贋を見極める目を!真実を追い求める目を!未来を作る芽を見つける目を!〜 第3章スタート! 引用参考 http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/colored/info/kyoto.htm