研究論文発行&会長交代 新たなる挑戦へ
令和5年度中に研究を積み上げてきた成果を、富山国際大学の紀要論文として発行する運びとなりました。
タイトルは、「教師の『芽線』による子供の捉えと変容の可能性」です。
「芽線」というものを意識しつつ教師が子供と関わる中で、教師の中で意識変容が起き、子供への関わり方も肯定的に変わっていく可能性が見えてきました。
以下のリンクをぜひご覧いただき、ご指導、ご助言をいただけたらと思います。
https://www.tuins.ac.jp/common/docs/library/2024kodomo-PDF/202403-03tsujii.pdf
さて、令和5年度も今日で終わりとなります。異動し環境が変わる者、残って職場を支える者等様々です。いずれにせよ、与えられた場所でやるべきことと精一杯向き合う中で、自己の成長へとつなげていきたいものです。
この3月31日を節目に、本会の会長の役割を離れることとなりました。今まで3年間は、主にキャリア教育や学級経営を中心として追究してきました。新型コロナウイルスの感染拡大の不安の中、通常通りの教育活動ができない時もありました。しかしそのような中でも、オンラインでの研究会を重ねたり、各自の問題意識を掘り起こしながら、対話を通して深めることに取り組んだりしてきました。決して止まることなく歩み続け、今までに87回の研究会を続けることができました。
この間の、若手メンバーの成長はすさまじいものがあったと思います。日常の勤務に加え、考え続け努力し続けている若いメンバーは、今後の学校教育の要となって活躍していくことでしょう。
今後は、若いメンバーに託します。
初期メンバーである、横田、氷見、村田、宮腰、そして辻井教授は、この研究会の中心からは離れることとなります。しかし、研究会の理念や熱い思いは、つながっています。新会長である石垣先生を中心に、若手メンバーが考える「実ある教育」に向かって、自分たちらしく追究を重ねてほしいと思います。そして中心から離れたメンバーも、各自の役割を果たし、本会を後ろから支え続けていけたらと思います。
今まで、ありがとうございました。
そしてこれからも、この実ある教育を語る会への応援をよろしくお願いします。
令和6年3月31日 会長 村田 夏樹
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