第84回研究会(2023.11.17)
今回は3人の先生の実践について協議しました。
それぞれの先生の「芽線」で子供たちを見つめ、最善だと思われる手立てを継続的に行ってきました。また、それぞれの先生の色が出ていて、素敵な実践でした。
共通して言えることは、手立てに即効性はなく、浮いては沈みを繰り返して少しずつ浮いてくるという教師の「忍耐力」が必要だということです。
成果に目がいきがちになりますが、今回は課題に目を向けました。トラブルを起こす子は、実は自分の困り感を表現しているということに気付いた視点、自分のしてきた手立てを調整しようと考える視点、家庭や地域にも芽線の理解を求め多くの支援で子供の成長を見守る視点が、それぞれの課題を見つめる中で出てきました。実は、子供たちの成長を支えようと取り組む過程で、先生たち自身も変容・自己調整しているということです。
子供とともに成長できる教師を目指し、日々奮闘しているメンバーたちでした。
宮腰 真央
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