6年間の時を経て 7年目スタート!(2023.9.22)
本研究会が発足して、6年の歳月が経ちました。6年前の今日、居酒屋に集まり5人で語らいながら「実のある教育について追究していこう」との思いを共有し、本研究会がスタートしました。
6年間の歴史の中には、様々な出来事がありました。
各自の実践を持ち寄って論文化しました。日々の実践に加えて論文化するということは、並大抵ではありません。それでも、実ある教育を目指して会員みんなが諦めずに追究し、まとめ、文章化しました。
追究する中で見えてきたことをさらに深く調べていくために、様々な場所へ視察に行かせていただきました。キャリア教育を切り口として、秋田県大館市、京都市、東京都の市や学校ぐるみの取組、教育実践を学ばせていただきました。子供の生き方に深く刻まれるような実践・取組とはどのようなものなのか、新たな視点や切り口を学ぶことができました。
このような中で、新しいメンバーも多く加わりました。若手メンバーは、最初は会員の話を聞くだけの時が多かったのですが、数多く研究会で対話を重ねる中で、子供や教育に対する見方が広がり深まってきたように思います。新型コロナウイルス感染拡大により直接集まっての研究会の実施は難しい中でも、オンラインを通して対話は継続し続けました。そして約2年間、各自の実践を通して生まれた「問い」や「気付き」を大切に語り合うことを通して、若手メンバーの「感性」や「教育観」が一段と磨かれてきました。今や、若手のメンバーの一人一人が、今や各学校を支える役割を担うようになり、それらの役割を通してさらに教師としての力を貪欲に身に付けてきています。
今年度は、原点回帰「芽線」をテーマに、子供への関わり方・見取り方をテーマに実践を持ち寄って語らい合ってきました。この過程と成果は、今年度末には論文化する予定です。
Withコロナが本格的になってきた今、社会や教育は過去に例を見ないスピードで変わろうとしています。そのような中にあっても、本研究会では子供にとって「実ある教育とは何か」を中心に据えてぶれることなく追究していきます。教育への熱い情熱を胸に、根気よく、力強く、研究を推し進めていきます。
本研究会が6年間も存続し、高まっていくことができたのも、会員一人一人の努力と、支えてくださっている皆さんのご支援があってこそと思っております。本当に感謝申し上げます。そしてこれからも、変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
いよいよ7年目!
新時代の芽を、我らが!
実ある教育を語る会 会長 村田 夏樹
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