秋の番外編 新潟県柏崎市高柳の狐の夜祭りに参加しました!(2022.10.07)

   秋の夜長、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?氷見卓也です。
   今回私は、三連休を利用し、新潟県柏崎市高柳の「狐の夜祭り」に参加してきました。「狐の夜祭り」とは新潟県柏崎市高柳町栃ケ原地区で、毎年10月上旬~中旬頃に開催されるお祭りです。このお祭りは栃ケ原地区に伝わる「藤五郎きつね」という民話を基に平成元年から始まりました。新潟県立こども自然王国までの約3・9キロの道のりを提灯行列で歩きます。「歩いた人から、きつねの気分!」というキャッチフレーズの通り、主催者と参加者が力を合わせることでお祭りを盛り上げます。
   みなさんは、「奇祭」と呼ばれるものに参加したことは、ありますか?私は、この40数年、そういったものに参加した経験がありませんでした。「狐の夜祭り」を勝手に「奇祭」と呼ぶのは地元の方に失礼なのかもしれませんが、「狐に扮して行列で歩くなんて、なかなか体験できない、参加してみないと!」と私の心に何かが灯ったのです!そう、狐火です(笑)
   
   現地に入り、まずはゴールである「じょんのび村」からバスにてスタートである「栃ヶ原神社」まで上がります。すると、神社では地元の方々を中心にイベントが始まっていました。
   民族音楽や和太鼓、ややカオスな雰囲気に胸が高鳴ります!イベントが一段落すると、いよいよ、畳一畳分の油揚げづくりです!大きな油揚げをきつね色になるまで揚げるために、白装束の男衆が一丸となってがんばります。
   特にひっくり返すのに、四苦八苦といった感じでした。そして完成した油揚げは、栃ヶ原神社の神主さんにより、お祓いを受けます。本格的な神事を経て、油揚げが荘厳なものになっていきます!さあ、この油揚げを提灯行列でこども自然王国まで運んでいくことになります。

   さてさて、私も狐になる準備です。白装束に狐面、提灯を渡されます。不思議と、段々狐の気分になってきました(笑)
   さあ、行列がスタートします!先頭から、幻想的な笛の音が響いてきました。いざ、約4キロの行程に向かいます。
   時が流れ、段々暗くなり、提灯が美しく光ります。坂道に、足が痛くなりながらもただただ黙々と進んでいきます。もはや、無心です。
   ようやくゴールです。足は、かなり疲れました💦でも、歩き切って、狐の仲間入りできたのは、本当に貴重な経験でした。
   
   ゴールでは、運んできた油揚げが振舞われました。私ももらいましたが、まだ食べていません。きっと神々しい味がすることでしょう(笑)
   身体はかなり疲れましたが、やはり参加してよかったな、と思いました。だから、どうした、という話なのですが、私は「やっぱり日本ておもしろい!」と強く思いました。まだまだ日本には私が体験したことのない、おもしろい催しがあると思います。みなさんも、ちょっと一風変わった体験してみませんか?

   さあ、今度はどの「奇祭」にチャレンジしようか!コーン🦊

実ある教育を語る会

富山県小学校教諭の有志による実践研究会です。日々の実践を基に研究を深めます。 〜真贋を見極める目を!真実を追い求める目を!未来を作る芽を見つける目を!〜 第3章スタート! 引用参考 http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/colored/info/kyoto.htm