新体制1周年!「希望を絶やすな!」(2021.09.22)

   実ある教育を語る会の村田です。昨年度9月22日に新体制になってから1年が経ちます。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、できるだけ実際に集まるようにしてきたのですが、どうしてもオンラインでの研究会が多くなりました。このような中で、改めて実際に直接会って語り合う大切さを実感しました。対話の中で、各メンバーの話す言葉の裏側にある思いや感覚のようなものは、実際に会って話をしないとつかみきれないものがあります。会って話すという行為の中には、言語的なやりとりでは捉えきれない何かがあるように感じます。


 今年度は、「実ある教育とは何か?」という問いからスタートし、具体的な「授業づくり」や「教師として大切にしていること」について各メンバーの考えを聞き合う中で、教師としての「在り方」について考えを深めてきました。この「在り方」とは、答えがあるものではなく、各々が経験してきたことから意味付けて紡ぎ出していくものです。教師は、日々子供と触れ合う中で、「教師として、人としての在り方」を問い考え続けていくことは避けて通れません。それをあきらめた上での実践は、中身が無い「実の無い教育」となるでしょう。それぞれのメンバーは、経験年次も違えば置かれている環境も違います。そのような各メンバーの捉えを聞き合う中で、考えを深め、各自が次の実践へとつなげていくということを、大切にしてきました。


 本研究会ではこれまで、キャリア教育を柱として研究を進めてきました。この方針に変わりはありません。そこに、「教師として、人としての在り方を問い続ける」という姿勢を加え、語り合うという側面を大切にしながら、さらに研究を加速させていきたいと思っています。子供のキャリア「在り方・生き方」を見つめ導いていくためには、教師自身の「在り方・生き方」を見つめていくことが必要不可欠です。我ら一人一人のメンバーの資質を高め、さらに「実ある教育」に向かって突き進んでいきたいと思います!

                        実ある教育を語る会

                            ニ代目会長   村田 夏樹



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最終閲覧令和3年9月22日

実ある教育を語る会

富山県小学校教諭の有志による実践研究会です。日々の実践を基に研究を深めます。 〜真贋を見極める目を!真実を追い求める目を!未来を作る芽を見つける目を!〜 第3章スタート! 引用参考 http://www.imamiya.jp/haruhanakyoko/colored/info/kyoto.htm