第94回研究会(2024.11.22)
今回は、子供の自己肯定感を学級担任が高めるためには、どのような方法が考えられるかを議論しました。
まず、宮崎によると、自己肯定感の上がり下がりに影響する4大要因は、
1.他者からの評価
2.他者との比較による自己評価
3.失敗と成功
4.不測の事態
と述べられています。
そこから考えると、他者からのマイナスの評価を受けても、失敗しても、自分を肯定する(4大要因から解放される)ためには、自分(本音)のアウトプットが重要になってくるのではないかという議論になりました。
自分はどうしたいのか、何をするのか、そして、失敗や不測の事態が起きても大丈夫と思えるかどうか。それを言語化できて、前向きに捉えることができるようになることで、自己肯定感は保てるのではないかと考えました。
しかし、自分のアウトプットをしていくことが、学級づくり上弊害をもたらすことも考えらえます。例えば、子供が「〜したい(したくない)」と自分のアウトプットをしたとき、大した影響がない事柄であれば、「〜していいよ(しなくていいよ)」と声をかけることができますが、どうしてもやらなければならない(もしくは、やってもらわないと困る)事柄である場合、同じように声をかけることはできません。
では、学級担任にできることはといえば、子供の「自分のアウトプット」を保障してあげたり、「自分のアウトプット」の言語化を手助けするような声かけをしていくことが必要なのではないかと考えました。子供に「〜しなさい」ではなく「〜する?それとも、〜する?」と選択場面を与えたり、「〜でも大丈夫」と失敗してもマイナスに捉えないような声かけをしていくことで自己肯定感をより強固にできるのではないかと予想しました。
この点については、1ヶ月間意識して実践してみて、次回、効果や課題を話し合っていきます。また、前回の利己的・利他的の議論については、専門家が急遽欠席のため、次回の話題にしていきます。
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