第86回研究会(2024.01.12)
2024年最初の研究会は、オンラインにて論文の加筆修正を中心に行いました。
今年度研究してきた「芽線」を軸とした子供の見取りを中心とした関わりをまとめてきたものが最終盤を迎えました。
論文を通して、やはり成果もあれば、課題も見えてきました。
そして、見えてきた課題については、来年度以降の研究対象として、今後も精進して参りたいと思います。
論文の内容につきましては、乞うご期待ということでご了承いただきたいと思います。発表されましたら、紹介させていただきます。
最後に
今年度の研究を通して、私は若手の先生方の変容を一番感じることができました。
2019年の論文執筆時は、先輩方と共に「芽線」の概念から、具体的な関わりまでを一緒に考えさせていただきました。ついていけばいいだけの環境に甘んじ、わけもわからず好き勝手やっていました。
しかし今回は、自分(12年次)より若手の先生方(3名の年次を足しても11年次‼)が「『芽線』って何なんだろう?」「何かおもしろそうなんだけどなぁ…?」というところから、子供との関わりを通して「見えてくるとおもしろい!」「そんな風に関わるのか!」「こうやって関わったらよかったのか!」といったおもしろさの中に少しずつ入ってきたときに、どんどん子供の見取りが詳細になってくる姿を見ることができました。
子供の芽線を描き、関わることで、子供だけでなく、教師の側も変容していくという相乗効果が生まれます。若手の先生方は、まだまだこれから、何回でも学級担任を経験できます。何人分でも芽線を描けます。そして、今年度出会った芽線を教えてくれた子供たちのことも大切に思っていってくれることと思います。
論文もですが、我が研究会の若手の急成長にも乞うご期待‼
文責 石垣孝太
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